管内の主な事業

国営造成施設管理体制整備促進事業

事業の概要

水路などの農業水利施設は、農業生産面の役割だけでなく、地域の環境や生活の中で多くの役割を果たしています。
この施設は,土地改良区が農家や地域の皆さんのご協力をいただきながら管理していますが、農業・農村における環境保全の取組みや施設の安全管理の強化など、幅広い施設管理が必要となってきています。
国営造成施設管理体制整備促進事業は、地域と連携した新たなる管理体制の構築など土地改良区の管理体制の整備を図るものです。

予防保全事業

予防保全工事は、施設の機能診断調査を実施し、適切な維持保全による施設の長寿命化及び維持管理コストの低減を図ります。

農業排水循環利用促進事業:(旧)流域田園水循環事業

琵琶湖の水質改善のためには、農家や集落単位での取り組みと併せて流域ぐるみの広域的な取組みを推進する必要があります。
天の川沿岸地区では、農業排水のリサイクルを一層促進するために、循環かんがい施設の運用・管理計画を策定するとともに、農業者への啓発や地域ぐるみの活動を推進し、施設を高度に活用することにより農業濁水の削減を図ります。

基幹水利施設ストックマネジメント事業

平成21年度より基幹水利施設ストックマネジメント事業において、天の川合同井堰や天の川揚水機場の機能診断・評価を行い機能保全計画を策定しました。今後は水管理施設や幹線用水路、送水管等の機能診断等を実施していく予定です。
そして、基幹施設から末端施設まで農業水利施設全体をひとつの資産と捉え、県・市・土地改良区(農業者)・地域住民が目的や情報を共有し、緊密な連携を図り適切な維持管理により施設を長持ちさせながら、効率的・効果的な対策を推進していく予定です。

農業施設のアセットマネジメントについて

「アセットマネジメント」とは?

一般的には金融資産や不動産等を管理・運用すること(広義のアセットマネジメント)を指します。
近年では公共事業により造成された施設について、維持管理や補修などをどのように効率的に行うかといった技術体系及び管理手法の総称としても使われます。 
ここでいうアセットマネジメントとは、農業水利施設を資産としてとらえ、この資産のより効率的・経済的な、また環境に配慮した維持管理手法の総称として用いています。


アセットマネジメントへの取組みの流れ

アセットマネジメントは、
①管理者による適切な日常管理
②技術的な観点からの機能診断
③施設の劣化予測や工法等の比較検討による機能保全計画の作成
④計画に基づく対策の実施と、その過程で得られる施設状態や対策履歴等の
  データの蓄積と利用のサイクルにより実施。

 


予防保全によるライフサイクルコストの低減

施設の長寿命化を図るため、深刻な機能低下が発生する前に、機能診断に基づく適切な保全更新対策を実施し、ライフサイクルコストの低減を図る。
さらに、算定した全施設のコストが、年によって予算を超過する場合は、対策優先度をもとに、健全度が変わらない範囲で対策時期を前後させて平準化 。


世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策について

(多面的機能支払交付金制度)

近年、農家の減少や高齢化などにより、豊かな農村の恵みを維持することが難しくなりつつあります。農家や非農家、地域の大人から子供たちまでが、美しい農村環境を守るためにチカラを合わせて行う様々な活動を応援する取組(世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策)が、国・県・米原市において進められています。
天の川沿岸土地改良区管内においては、16集落で同対策の活動組織が立ち上げられ、各組織で様々な活動に取り組まれています。そうした中、事務の煩雑化や事務を担う人材の高齢化を踏まえ、組織の負担を軽減し各活動組織は実践活動に専念できるようにして事業の継続性を高めるため、広域活動組織「天の川水土里保全会」が設立されました。
令和2年4月現在において、10集落の活動組織が参加し、天の川沿岸土地改良区も団体として参加しています。
 
<天の川水土里保全会の概要>
 ◇平成30年4月17日 設立
 ◇広域協定面積 349ha
 ◇参加活動集落 10集落
 ◇参加団体 1団体(土地改良区)
 ◇対象施設 水路 69㎞  農道 33.2㎞  ため池 2ヶ所

< 活動例 >

水路の草刈り
水路の清掃・泥上げ

田植え体験
ニゴロブナ稚魚放流

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